9月23日は1年生のフィールド演習の日でした。この演習では学生たちが主体となり、「調べたいこと設定して、調査計画を立案。調査の成果を発表する。」ということを行います。
担当した1年生7人は、海ゴミ、とりわけマイクロプラスチックに着目した調査を行うことを決めました。1年生は自分たちで出来ること、出来ないこともわからないなかで調査計画を立てたのですが(マイクロプラスチックの調査法については、わたしもわかりません。安全第一で、自分たちで思いつく内容でスタートしました。)、彼らはラッキーでした。調査について若狭高校へ相談したところ1年生の想像以上の展開となり、調査船「あおば」に乗船させて頂けることになり、サンプリングを行いました。
学生たちにとってサンプルを取得しただけでなく、多くのすばらしい経験を積んだはずです。若狭高校、あおばの皆様、ご協力ありがとうございました。
若狭高校の調査船「あおば」です。
ネットを曳いている様子
ネットを引き上げたときの様子。これはサンプルの一部の様子ですが、地道に内容物を分析していきます。
参加した1年生たち。顔は判別できないようにしている写真ですが、こんな様子でした。
若狭高校のみなさんも海洋のマイクロプラスチックについて調査を始めています。これも、すばらしい取り組みですよ。
若狭高校・福井県大の調査結果は、オープンカレッジで発表します。
オープンカレッジでは、先駆的に海洋のマイクロプラスチック問題について研究をされている九州大・磯辺篤彦先生が小浜キャンパスにきて講義をしてくれます。また、せっかくの機会なので若狭高校・福井県立大学の学生の調査結果も紹介し、磯辺先生と一緒に議論できたらな、と考えています。調査結果の発表は学生がするかもしれないし、代わりに教員がするかもしれません。県大1年生は福井市在住ですし、高校の予定もありますので。
中高生・一般の方々が無料で参加できます。是非、お越し下さい。
詳しくは、こちらを参照 10月29日オープンカレッジ