活動の記録

福井県立大学海洋生物資源学部 海洋環境工学研究室 兼田研究グループ 

2020年度リアルタイム海洋観測、スタートしました!

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新型コロナウィルスの拡大防止のためリアルタイム観測ブイの設置が遅れておりましたが、6月19日より県境を越えた移動ができるようになり、設置の諸条件が整ってきました。いまだに大学では学生が登学できず観測に同行できないのですが、新任の田中先生、漁師さん、メーカの方々の協力を得て、丹生と鷹巣でリアルタイム海洋観測ブイを設置することができました。お待たせしました。設置時には

「待っていましたよー」

という言葉も頂き、とても嬉しく思っています。その言葉を励みに、今年も試行錯誤しながら学生や地域のみなさまと学んで行きたいと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。

丹生   http://www.s.fpu.ac.jp/kaneda/wao_watch/buoy01/plot.html

鷹巣   http://www.s.fpu.ac.jp/kaneda/wao_watch/buoy02/plot.html

 

定置網漁場における係留系観測の設置および交換の準備も進めています。Zoom講義など学校業務も同時進行中なのでもう少し時間が必要ですが、一歩ずつ前進中です。

                      福井県立大学研究チーム一同

 

 

 

2020年度福井県立大学リアルタイム海洋観測ブイの運用開始延期、水温データの更新延期について

いつもお世話になっています。今日は大切なお知らせとお詫びがあります。

 新型コロナウィスル拡大の影響により、2020年度の丹生(敦賀半島沖)、鷹巣福井市沖)で実施しているリアルタイム海洋観測ブイの運用を延期させて頂くことをお知らせします。多くの方々に利用して頂くようになり、ご期待を頂いていたのですが。。。学生と漁師さんがメインの海洋観測ブイの運営チームも、がっかりしているところです。

 例年のように設置にむけて準備を進めてきました。ただ、新型コロナウィルスの拡大防止のため物と人の移動が自粛されているところで、ブイの設置におきましても無理はできません。東京のブイメーカーによる点検整備は終了し、設置する手前までの段取りはできています。安全に設置できる状況になりましたら、ご協力を頂いている漁師さん、メーカー、企業、定置組合の皆さまと相談して、すみやかに運用したいと考えています。

  また、高浜、大島、宇久、丹生、鷹巣で実施している水温データ閲覧システムは、データの回収に行くことがでいないため、データの更新が遅れます。こちらの運営に関わって頂いている漁師さんからも、調査に出られる状況になればご協力を頂けるという温かい言葉を頂いております。調査を一緒にする学生たちは在宅での遠隔講義をする日々過ごしているところでして、元気でフィールド好きな彼らも例年のように海へ出ていく日を楽しみにしています。状況が整い次第、データの回収、機器の設置を行い、通常状態に戻したいと思っています。

 ご不便をおかけしますが、ご理解の程どうぞよろしくお願い申し上げます。

 福井県立大学海洋生物資源学部 兼田淳史

今年もありがとうございました

12月28日と年の瀬を迎えていますが、研究室に寄って修士論文と卒論に取り組んでいる大学院生と4年生に声をかけてきたところです。みんな追い込みでがんばっていました。

 

それぞれが締め切りを抱えて忙しそうですが、「実家には戻るようになー」とおしゃべりをしました。今年は台風が多く、海も、漁模様も、観測も難しいときが頻繁にあったのですが、なにはともあれおかげさまで海洋調査も安全に行うことができ、若者たちも私も多くの経験を積むことができました。学生の皆さん、地域の皆様、ありがとうございました。

 

どうぞよいお年をお迎え下さい。来年もよろしくお願いいたします。

 兼田淳史

福井県大海況情報サイトのメンテナンスについて

これから、うちの海況情報のサイトをメンテナンスします。

つながらなかったりしたら、すみませんが少々お許しください。

 

 

リアルタイム観測ブイの稼働時期を終えたタイミングで、例年点検と更新を行っています。いろいろな情報が増えてきたので、システムを安定させるような更新作業を予定しています。

 

どうぞよろしくお願いします。

 

International Workshop, Savannah, Skidaway Institute of Oceanography/University of Georgia, USA

ワークショップのご案内

学会メーリングリストでは紹介していますが、ここでの紹介は遅れました。アメリカでは、その歴史を感じられる街として人気のあるSavannahで、Skidaway Institute of Oceanographyが開催します。

 

10年ぐらい前に、私はSkidaway Institute of Oceanographyに訪問研究者として滞在し、海洋モニタリングや陸棚-沿岸の流れについて学んできました。とてもよい思い出でがあり、いまでもお付き合いが続いていることからアナウンス役のお話を頂き、お引き受けさせて頂いています。

 

もう締め切りが迫っていますが、興味のある研究者、学生の皆様は是非ご参加ください。よろしくお願いいたします。

 

www.skio.uga.edu

 

International Workshop on Western Boundary Current-Subtropical Continental Shelf Interactions

May 18-20,2020, Savanah, GA, USA

Rationale: In the major ocean basins, energetic western boundary currents (WBC) adjacent to subtropical continental shelves (STCS) interact strongly with bathymetry, resulting in first order consequences to shelf biochemistry and ecosystem response. Comparative analysis of the physical forcing and biochemical/ecological ramifications between the different ocean/shelf settings has the potential to reveal common and contrasting underlying properties and their sensitivity to climatic perturbations in ways that fragmented attention to individual system idiosyncrasies cannot. We believe the time is right to consider these systems as parallel global marine ecosystems and to develop a coherent international strategy to assess their function and contributions to global carbon cycles.
Scope and goals: The overall goal of this workshop is to convene a globally diverse group of researchers to discuss the state of knowledge of WBC-STCS ecosystems and to identify strategies for coordinating observational and research objectives to advance understanding of these dynamic regions.
In order to maximize the Workshop’s outreach to a global research community, interested participants will have the option of attending the meeting in person, or virtually via a live interactive web broadcast of the meeting’s proceedings. In-person participation is limited to <100.

 

Objectives: The precise themes to be explored within the workshop will depend upon the final mix of participants, but there are numerous overarching research themes that connect the various regions.
•Identifying common STCS ecosystem characteristics, drivers and responses,
•Developing research approaches that can be applied successfully across systems,
•Quantifying production, cross-shelf transport, and export in STCS ecosystems,
•Responding to observational and modeling challenges posed by WBCs,
•Predicting ecosystem responses to changes in climate and boundary current transport.

 

Skidaway Institute of Oceanography/University of Georgia, USA

お久しぶりです。

水産学会シンポジウムから、しばらく更新が滞ってしまいました。

このサイトではよくあることなのですが、よろしくないですね。お久しぶりです。

ダイジェストで、その間の「いろいろ」を少し紹介します。

 

今年は秋は台風が繰り返しきて、その後は風の強い日続いたりして天候に左右される年となりました。調査は思うようにいかず、トラブルや日程調整を繰り返したり難しい秋でした。

 

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こちらは実習の写真。1年生と海ゴミ調査の実習に行きました。台風の後は、このように海岸はゴミが集まります。1年生、課題研究2班のみなさん、おつかれさまでしたー

 

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この写真は、波が弱い日を狙って「定置網の漁場調査」へ行っている様子。

今年の日程調整は大変でした。台風が連続できて、波がおさまる日が少なくて。。。

ご協力頂いている漁師のみなさま、ありがとうございました。

 

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係留していたロープやブイを掃除する学生の様子です。

分属された3年生も一緒に全員で掃除とメンテナンスもしました。これは、うちの研究室の3年生は、調査と掃除をこのタイミングでデビューします。なかなか汗をかく地味ーな作業ですが、こういう作業は避けられませんー

うちには、ロープ掃除がうまい学生もいます。

 

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丹生定置ではブイを回収し、鷹巣でも無事に回収しました。

モニタリングのウェブサイトは多くの閲覧者数もあり、「何も宣伝してないけれど、定着してきたのかな」という印象を受けました。ありがたいかぎりです。宣伝まで手がまわらないし。

台風、低気圧のなかで、わりと安定運用できたと思います。協力してくれた漁師のみなさん、学生、ありがとうございました。

 

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この写真は宇久定置さんでの作業の様子。宇久定置は冬にも操業を行うので、冬季の流れと水温を計測する観測準備を行いました。

冬が近づくと海も荒れやすいし、漁師さんも台風後の網の手当などでとても大変な時期だったのですが、おかげさまでセットアップできました。

 

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12月上旬には、いつもお世話になっている九州大学応用力学研究所を訪問。

若狭湾の急潮に関する研究打ち合わせをさせて頂きました。いつも助けてもらったり、アドバイスを頂いています。感謝。うちのような小さい研究室は、議論の場がもてる場を頂けることがとてもありがたいのです。

 

そういえば、この時期は所属する研究室が担当するプログラミング実習もありましたね。改めて、いろいろと同時進行だったことがわかりました。

以上、ダイジェストで簡単に紹介でした。

 

12月に入り、卒論、修論の追い込みが始まっています。大学院生、4年生とがんばってなー。体を壊さないように。流行ってきたインフルにも気をつけてな。