活動の記録

福井県立大学海洋生物資源学部 海洋環境工学研究室 兼田研究グループ 

台風10号による強い流れの発生

巨大な台風10号が通過しました。

大きな被害がでていないことを願っています。

また、強い流れは台風通過後に発生することも多いので、警戒ください。

 

リアルタイムブイの情報を見ますと、丹生定置で上り潮(南西方向)の急潮が発生しています。データが一次的に配信できなかったのは、網が強い流れの影響を受けて沈んだためかもしれないと推察しています。

 

丹生定置網漁場に設置しているリアルタイム海洋観測ブイの結果

http://www.s.fpu.ac.jp/kaneda/wao_watch/buoy01/plot.html

 

また、この強い流れは予報モデルによりますと数日は継続しそうです。今後の流れの参考情報として、予報シミュレーションの結果を公開しています。岸近くの流れは予報シミュレーションモデルの計算が非常に難しく、細かい流れの構造や詳細な発生期間が当たらないときもありますが、参考として是非ご利用ください。

海の予報は、こちらをどうぞ。

日本海沿岸の高解像度モデルの結果

DREAMS-W 簡易表示ツール

 

日水研による急潮予報

http://kyucho.dc.affrc.go.jp/kyucho/#tab1

 

いつもありがとうございます。

引き続きよろしくお願いします。

小浜キャンパスでの公開講座のお礼、おつかされま会

8月8日は小浜キャンパスで公開講座を開催しました。受講生の皆さま、暑い中小浜キャンパスまで来て下さり、ありがとうございました。

定置網や養殖場で、ICT、IoTの技術がどのように活かされているのか説明しました。受講生はたいへん興味をもって聞いて下さり、講義は大変やりやすかったです。また、田烏水産の横山社長にはお忙しいところ講演をして頂き、上手なプレゼンを通じて現場の様子がさらに伝わったことと思います。

 

最後は、「よっぱらい鯖」の試食。おいしかったですー。みなさんも、機会がありましたら是非食して下さい。
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試食した「よっぱらい鯖」です。

 

 

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研究グループで協力して開催した公開講座も終わり、他にもいろいろと一段落したところでした。また、これからお盆休みも迎えることもあり、学生さんから「ここは一区切りしましょう」という提案がでまして、日を改めまして有志メンバーで集まってBBQを開催しました。 

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夏らしさ満喫

 

 

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最後に、次のイベントのアナウンスです。

9月8日、永平寺キャンパスで開催される水産学会において、シンポジウムが開催されます。当研究グループの発表もあります。改めてアナウンスしますので、どうぞよろしくお願いします。

丹生定置でブイのメンテを実施

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元気にプカプカ浮いていたブイ

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ここ最近、強い流れの影響で網全体が沈んでしまい、通信が途切れるときもあった丹生定置のブイ。様子を見に行ってきました。

元気に、プカプカ浮いていて何より。何年やっていても、データが途切れた状態になると不安なものです。

 

日頃からお掃除して頂いていることもあり、あまり汚れていなかったのですが掃除しました。暑い天気のなか、組合長ありがとうございました。学生たちも暑い中、ありがとう。

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キレイになって、ふたたび稼働中です。

8月8日(木)小浜キャンパスで公開講座開催します


www.s.fpu.ac.jp

日時 2019年8月8日(木)13:00~15:00、

場所 福井県立大学小浜キャンパス(小浜市学園町1-1)

 

講師は、

本学の細井公富先生、

田烏水産株式会社の横山拓也さん、

私、兼田淳史

の3名がをつとめます。

わかりやすく、和気あいあいとした雰囲気で進めようと講師一同で話をしています。(定員は20名)

 

講義はパソコンのある部屋を使う予定です(教室は103教室から変更になりそうです。会場までの案内用掲示を用意します。)。実際にリアルタイムで発信されているデータや画像を閲覧しながら、福井の漁場でも始まっているICT、IoT技術を利用した「スマート漁業」のホンモノにふれながら、最新の情報を紹介しようと考えています。

 

前半は福井沿岸の定置網漁場で実装されているリアルタイム海洋観測ブイを利用した漁場モニタリングの紹介です。

f:id:jakoten:20180829111133j:plain福井県大が定置網の漁場で設置しているブイです。

ブイは海で稼働中なので会場でお見せできませんが、当日は配信されるデータを一緒に見ましょう。

 

f:id:jakoten:20180830082916j:plain福井市鷹巣定置漁場での設置の様子

敦賀半島の先端、丹生定置網漁場でも設置させて頂いています)

 

ブイから、流向・流速、波高、水温などの情報がwebへ発信されており、最近では定置網漁業者の皆さんのみならず、たいへん多くの方に閲覧して頂いています。また、ブイの運営を通じで、私のグループの大学生は多くのことを学んでいます。

どの程度利用されているのか、どのように使われているのか紹介します。

 

後半は小浜市田烏で行われているサバ養殖場のスマート漁業の紹介です。

f:id:jakoten:20190722140322p:plain(写真は細井先生より)

写真は、田烏のサバ養殖場に設置されている機械です。船を出さずに現地の情報を把握できます。また日々の給餌記録に役立つ専用アプリが開発されており、日々のノウハウをデータ化しています。

 

そして、学んだ後は、養殖された鯖のミニ試食会を開催します。

f:id:jakoten:20190722140843p:plain(写真は細井先生より)

「ミニ」試食会なので食べられる量はちょっとかもしれませんが、私もとても楽しみです。

 

夏休みは「休み」と言いつつ、なんだか忙しい日々ではありますが、福井県立大学小浜キャンパスへぜひお越し下さい。

分属説明会ありました。 研究室訪問は遠慮なくどうぞ

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今日はちょっと海にも出ましたが、大切な仕事としては3年生への研究室分属説明会がありました。なんとか希望者がいれば、私たちとしては嬉しいです。

 

説明資料は部屋の前にも置いていますし、下も参考にしてください。

福井県立大・兼田淳史 ← 卒論・修論紹介です。

 

興味がわきましたら、研究室見学(22-26日)に遠慮なくきてください。会議などで留守のときもありますので、前もって kanedaあっとまく.fpu.ac.jp にメールしてください。

 

4年生、院生ともども、お待ちしています。

福井丸での海洋調査

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お世話になった福井水試の調査船・福井丸です。学生とともに、1泊2日で乗船させて頂きました。

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梅雨時期というのに、よい天気でした-

こちらは水質センサーを備えたCTD。この機器を海面から海底付近まで降ろし、水温や塩分などの鉛直構造を把握します。

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今回の調査では、深いところ(水深200m以上です)の海底に長期にわたって係留した流速計などの観測機器を引き上げる作業に同行させて頂きました。

 

写真の船の先の方に、赤いブイがあるのがみえますか?

このブイとともに、観測機器が海面まで浮いてきたのです。すごいですよね。

福井丸は回収へ向かっているところ。それにしても、福井丸の皆さんの動きは機敏!

 

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回収された機器です。

機器を回収するまで船内は緊迫した空気が漂いますが、回収後はホッとした空気に。

深い海に設置していたので、カキなどの生物は付着せず、測器はキレイなままです。

 

予定していた観測機器は、全て無事に回収されました。おかげさまで学生もよい経験ができました。福井丸の皆様、水試のSさん、ありがとうございました。データはがんばって分析します。

 



 

 

鷹巣、丹生のリアルタイム情報と過去の流れの閲覧方法について

鷹巣沖(福井市)、丹生(美浜町敦賀半島北西先端付近)のリアルタイムは、順調に稼働しています。

 

日々、かなりのアクセス数を頂いており、ありがとうございます。身が引きしまる思いです。

定置網関係者のみならず、近海で操業される漁業者の皆様や、釣りなどのレジャー関係の皆様にもご利用頂いているのだろうと推察しています。

 

研究室では広報活動まで手が届かないのですが(学生は授業や就活もがんばらんといけませんので)、口コミ効果?でしょうか、多くの方に使って頂き嬉しく思います。また、取り組みを広く、長期にわたって継続するには、「利用されている実態があること」が前提となりますので、ありがたい限りです。

 

新ユーザが多いので、鷹巣、丹生のリアルタイムブイに関連するコンテンツの説明致しますと、

鷹巣、丹生のリアルタイムデータは、

鷹巣http://www.s.fpu.ac.jp/kaneda/wao_watch/buoy02/plot.html

丹生、http://www.s.fpu.ac.jp/kaneda/wao_watch/buoy01/plot.html

で公開していますが、このデータは1週間で消えてしまいます。

 

消えてしまった過去のデータは、以下のURLで参考にすることができます。

鷹巣過去データ、http://www.s.fpu.ac.jp/kaneda/wao_watch/buoy02/ptop.html

丹生過去データ、http://www.s.fpu.ac.jp/kaneda/wao_watch/buoy01/ptop.html

 

過去データの使い方(1週間より前のデータの再表示)すが、

「年」と「月」を選んで頂き、「表示」ボタンを教えて頂ければ表示されます。

何も表示されなければ、ブイが「設置されていない」、または「欠測だった」ことを意味します。例年、5~10月の定置網操業時を中心に設置しています。

  • 丹生は2013年6月から実施しています。いまでこそIoT技術を用いたリアルタイム海洋観測ブイは広まりをみせつつありますが、福井県大の研究費をベースに試行錯誤しながら研究を進めてきました。開始当初は欠測が多かったのですが、最近は割と安定しています。

 丹生の知見と経験を生かし、2018年8月から鷹巣にブイを設置しています。こちらは文部科省科学研究費と学内の研究費を軸に、始めたばかりです。

  • 鷹巣は2018年8月に設置しましたので、過去データは2018年度と2019年度(今年度)のみです。2018年は8月から定置網が終了した12月上旬までの時系列を見ることが出来ます。無事に2019年度の8月以降まで稼働すると、今年のデータと昨年のデータが比較できることになります。

研究室としましては、ユーザの利用法など機会がありましたら教えて頂きたいと思っていますが、まずは日本海の厳しい条件のもと、なんとか安定運用できますよう地道に頑張ります。