活動の記録

福井県立大学海洋生物資源学部 海洋環境工学研究室 兼田研究グループ 

福井丸での海洋調査

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お世話になった福井水試の調査船・福井丸です。学生とともに、1泊2日で乗船させて頂きました。

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梅雨時期というのに、よい天気でした-

こちらは水質センサーを備えたCTD。この機器を海面から海底付近まで降ろし、水温や塩分などの鉛直構造を把握します。

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今回の調査では、深いところ(水深200m以上です)の海底に長期にわたって係留した流速計などの観測機器を引き上げる作業に同行させて頂きました。

 

写真の船の先の方に、赤いブイがあるのがみえますか?

このブイとともに、観測機器が海面まで浮いてきたのです。すごいですよね。

福井丸は回収へ向かっているところ。それにしても、福井丸の皆さんの動きは機敏!

 

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回収された機器です。

機器を回収するまで船内は緊迫した空気が漂いますが、回収後はホッとした空気に。

深い海に設置していたので、カキなどの生物は付着せず、測器はキレイなままです。

 

予定していた観測機器は、全て無事に回収されました。おかげさまで学生もよい経験ができました。福井丸の皆様、水試のSさん、ありがとうございました。データはがんばって分析します。