活動の記録

福井県立大学海洋生物資源学部 海洋環境工学研究室 兼田研究グループ 

本日(11/3)、ブイの通信が一時停止するときがあります

本日(2023/11/03)、大学のネットワークの工事が行われています。リアルタイム海洋観測ブイを運用しているサーバはデータ転送できなくなる時間帯が想定され、リアルタイム海洋観測ブイの情報が途絶える時間帯がでてきます。ご容赦下さい。

 

工事が終われば、自動的に通常の稼働体制に戻ります。よろしくお願いいたします。

次年度(2024年度)の若狭湾観測の準備

次年度、若狭湾で大きな観測を予定しており、調整を進めています。各地域の漁連、福井県水試さんには大変お世話になっているところです。その観測は

境界流と沿岸域との相対位置に着目した外洋から沿岸への栄養塩供給に関する研究

というタイトルの研究の一環で実施します。(いきなり言われても、なんのことかわからんとは思いますが、おいおいここでも説明していこうと思います。)

 

漁師のみなさんに調査実施の同意が得られたら研究調査ができるように、一方では着実に機材や調査船の準備を進める必要があります。今日は愛媛大学沿岸環境科学研究センターの先生に訪問していただき、利用する観測機器のレクチャーとテストを実施しました。

うちの4年生(次年度より大学院生)も加わり、手順をおしえてもらいました。大変、勉強になりました。覚える量が多くて忘れそうですが、学生も一緒に記録したので、なんとか準備を進めていきます。

 

ちなみに、研究チームは次年度は若狭湾で調査を行い、その次の年は豊後水道での調査を行います。得られたデータ、シミュレーション結果をもとに、黒潮域と対馬暖流域の縁辺海において、比較海洋学的研究を進めます。楽しみです。こういう研究、航海、調査に興味のある学生は是非、声をかけてください。

kaken.nii.ac.jp

 

kaneda-fpu.amebaownd.com

リアルタイム海洋観測ブイは順調に稼働中。海況の急変にはご注意を。

茱崎、大島、ともに順調に稼働しています。

そろそろ北西風の季節風の時期になりましたので、北陸は次第に天気が悪い日が多くなります。日々、天気をみながらバッテリーを確認し、秋で操業を終える定置網とブイを稼働できそうな残りの期間を考えながら、、、ブイを運営する時期を迎えています。

そろそろ今シーズンの終わりが近いとお考え下さい。また、いまは穏やかな日が続いていますが、この時期は急に海況が変化します。ブイの情報も参考に、どうぞご注意下さい。

大島定置のリアルタイム海洋観測ブイは充電中です

いま、大島定置のリアルタイム海洋観測ブイが停止状態です。分析を進めたところ、少し前にブイが裏返ったこととその後の悪天候の影響で、バッテリー電圧が低下し自動停止したようです。この時期は日射の強さ、日照時間の季節変化に加え、北陸特有の天候もかかわり、運用が難しいです。

 近いうちに再開すると思いますが、少しお待ち下さい。

 

リアルタイム海洋観測ブイの茱崎の波高について

当研究室はリアルタイム海洋観測ブイを2基、運用しています。運用は、数名の学生たちのがんばりと、定置網の方々にご協力で成立しています。

この数日は茱崎定置の波高が欠測でしたが、ブイの設置状況の確認、ブイ周りの再確認・調整を茱崎定置さまに実施して頂きました。今日から計測を再開しています。茱崎定置さま、ありがとうございました。

 

と朝、書きましたが、10時の計測では不安定なようです。検討を続けます。

(→その後、監視していますが大丈夫みたいです。そのまま様子をみます)

 

北西風が強くなり波の周波数、形状なども変化してきますので、やや計測が不安定な時期がでてくるかもしれません。また、これからの運用では北陸特有の気候も関係してきまして、日照時間が少なくなるためバッテリーを意識しながらの運営となります。数日の欠測や予期せぬ欠測がでてくる可能性もありますが、どうぞ温かい目で。

よろしくお願いいたします。

 

 

大島のリアルタイム海洋観測ブイ

データの送信がストップしています。定置網のみなさま、ご利用して頂いているみなさま、すみません。

季節風で波がではじめたので、調整がいるのかも。初めての年でもあり、地域特性を十分に把握できていないのです。ブイの様子を確認してもらったりしますので、少しお待ち下さい。

福井県立大学リアルタイム海洋観測ブイ運営グループ