活動の記録

福井県立大学海洋生物資源学部 海洋環境工学研究室 兼田研究グループ 

新4年生、院生と観測、開始です。

更新が遅れまして・・・・。お久しぶりです。

乗船実習、講義、各機関との年度初めの打ち合わせ等、ここでは紹介しない活動をしてました。

 

しばらく海に行かず元気不足になるところでしたが、無事に観測を始めました。

5月15日 丹生定置

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好評のリアルタイムブイ、今年度も稼働開始です。

http://www.s.fpu.ac.jp/kaneda/wao_watch/buoy01/plot.html

機器のトラブルなど不安定な運営の時もあるかと思いますが、そういうときも(こそ)大学が学んでいる最中です。いままで同様、あたたかい目でご覧ください。

 

5月17日 高浜定置(若狭和田

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今年のチームは院生1名,4年生1名の精鋭です。しっかりと手足を使って学んでほしいです。体を動かすと学べることが増えるように思えます。

 

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このあたりでサゴシ、サワラが湧いてジャンプを繰り返し、おおいに盛り上がった海域です。で、この写真はサゴシのジャンプを狙ったものの撮影できず、「普通の海」の写真です。なんどもトライしたけどね。

 

 

5月21日 宇久定置

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 きれいな空と海。

ちょっと波があったけれど、機器の交換作業は順調に終わりました。

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付着生物で覆われたブイ。いつも間にやら、このように。

 

5月22日 大島定置

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天気がいい日、定置網の姿は、壮観な景色を生み出します。

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魚とイカを頂きました。学生が刺身、たたきや、イタリアン風?にしてくれて(こういうとき、うちの学生の動きはなかなかよいです。すばらしい。)、一連の観測の「打ち上げ」のような魚料理。ありがとうございました。とてもおいしかったです。

 

若狭・越前の定置網では、たくさんの魚が捕れていますよ。みなさんも魚を食べましょう。一連の春の調査をダイジェスト版で紹介しました。みんな元気でがんばっています。

新年度の体制が始まりました

新年度の体制が始まりました。もともと少人数ですが、今年は院生1名、4年生1名の少人数です。

 

4年生は大切な就活もありますので現地観測では人数不足のときがあるかなあ。。。と予想していますが、あまり心配はしないことにしています。このような年もあるのが自然という気もしますし、学生は少人数ながら積極的で楽しく過ごせそうです。今年度は私を含めた3名のチームでがんばるぞ、ということです。

 

水試の方との今年度調査の打ち合わせが行われ、研究費の採択(ホッ)や他大学との研究集会の実施確定という嬉しい連絡もあり、新たな始まりを感じます。

 

卒業生の皆さんも、新年度をお迎えのことでしょう。近くに来ることがあれば、気軽に遊びにきてくださいね。  

 

それでは皆様、今年度もよろしくお願いします!

 

 

成果報告会で発表

福井県の水産関係研究機関が集い、今年度の「水産の研究成果を報告する会」が福井県立図書館で開催されました。

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最近の研究成果として福井沿岸域の「海の予報とモニタリング」について紹介するとともに、学生たちの最近の卒論テーマや取り組む様子なども紹介させて頂きました。

「鯖のなれずし」うまいぞ

完成を待っていた田烏の「鯖のなれずし」が到着しました。

やはりうまい!

食べ方などは、こちらを参考に(たがらす我袖倶楽部等、いろいろと発信されているようですよ)。書かれているように、アルミホイルにいれてオーブントースターで加熱して食べてもおいしいです。

 早速、一緒につくった研究グループの4年生に送りました。

どうでした? ふふふ。

 

このあたりは景色のよい場所が多いのですが、田烏は美しい場所の一つと思います。天気がいいと、沖合いにひろがる海の青がとても美しい。写真でお伝えしたいところですが撮影者が「わたくし」では、なかなか美しさをお伝えできないんだなあ。。こちらに来る機会がありましたら、是非その風景をご覧ください。

なれずし

「なれずし」講習会に参加しました。ちょっと更新が間に合わなくて3月5日に書きました。もちろん、といいますか、念のためお伝えしますと、私の専門ではありません。

食べ物、野菜作り、干物作り、ジョギングは単に好きなんです。特に勉強熱心とか、そういうのも違いますねえ。実は昨年に続き、2回目の参加でした。とってもおいしくて、「今年も参加しよう」と思ったのです。

 

田烏(たがらす、地名です)の佐助さんのなれずしは、とてもおいしくて広く知られています。「なれずし、佐助」などでググってみて下さい。たくさん記事が出てきます。食べたくなりますし、食べてみて下さい。講習会があれば、「行こうかな」って気持ちになります。

 

今回は海洋生物資源学科の食品をご専門の先生が中心となって、なれずしの講習会を学内行事として企画してくれたのです。佐助さんが「なれずし」の特徴や地域の風土との関連性などを説明してくださり、その後、実際に作ります。佐助さんのお話を聞いていると、素朴な方で、「なれずし」の素晴らしさを純粋に伝えたいと思っている方なのだな、ということがよくわかります。本当は、長い長い準備作業が必要なのですが、今回は特別にその一部を経験させてもらいました。

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作業の様子

 

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保存前のなれずし。

 

うちの研究グループとしては自由参加だったのですが、観測時のチームワークの賜か、くいしんぼうが集まったのか、結果としては全員参加。なにはともあれ、いいことですね!この「なれずし作り」が、今年度研究メンバーの最後の作業となりました。

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講習会後に撮影したので、ちょっと作業服にバラバラ感ありますが、記念撮影。いつもの海洋観測の様子とは全然ちがうので、お互いを見てるだけで新鮮な感じ。

 

「なれずし」の発酵と熟成を待ち、佐助さんが頃合いをみて引き渡して下さります。

メンバーへ→出来たら送ります。その頃、卒業生は新天地にいるのかもね!