元気にプカプカ浮いていたブイ
ここ最近、強い流れの影響で網全体が沈んでしまい、通信が途切れるときもあった丹生定置のブイ。様子を見に行ってきました。
元気に、プカプカ浮いていて何より。何年やっていても、データが途切れた状態になると不安なものです。
日頃からお掃除して頂いていることもあり、あまり汚れていなかったのですが掃除しました。暑い天気のなか、組合長ありがとうございました。学生たちも暑い中、ありがとう。
キレイになって、ふたたび稼働中です。
元気にプカプカ浮いていたブイ
ここ最近、強い流れの影響で網全体が沈んでしまい、通信が途切れるときもあった丹生定置のブイ。様子を見に行ってきました。
元気に、プカプカ浮いていて何より。何年やっていても、データが途切れた状態になると不安なものです。
日頃からお掃除して頂いていることもあり、あまり汚れていなかったのですが掃除しました。暑い天気のなか、組合長ありがとうございました。学生たちも暑い中、ありがとう。
キレイになって、ふたたび稼働中です。
日時 2019年8月8日(木)13:00~15:00、
講師は、
本学の細井公富先生、
田烏水産株式会社の横山拓也さん、
私、兼田淳史
の3名がをつとめます。
わかりやすく、和気あいあいとした雰囲気で進めようと講師一同で話をしています。(定員は20名)
講義はパソコンのある部屋を使う予定です(教室は103教室から変更になりそうです。会場までの案内用掲示を用意します。)。実際にリアルタイムで発信されているデータや画像を閲覧しながら、福井の漁場でも始まっているICT、IoT技術を利用した「スマート漁業」のホンモノにふれながら、最新の情報を紹介しようと考えています。
前半は福井沿岸の定置網漁場で実装されているリアルタイム海洋観測ブイを利用した漁場モニタリングの紹介です。
福井県大が定置網の漁場で設置しているブイです。
ブイは海で稼働中なので会場でお見せできませんが、当日は配信されるデータを一緒に見ましょう。
(敦賀半島の先端、丹生定置網漁場でも設置させて頂いています)
ブイから、流向・流速、波高、水温などの情報がwebへ発信されており、最近では定置網漁業者の皆さんのみならず、たいへん多くの方に閲覧して頂いています。また、ブイの運営を通じで、私のグループの大学生は多くのことを学んでいます。
どの程度利用されているのか、どのように使われているのか紹介します。
後半は小浜市田烏で行われているサバ養殖場のスマート漁業の紹介です。
(写真は細井先生より)
写真は、田烏のサバ養殖場に設置されている機械です。船を出さずに現地の情報を把握できます。また日々の給餌記録に役立つ専用アプリが開発されており、日々のノウハウをデータ化しています。
そして、学んだ後は、養殖された鯖のミニ試食会を開催します。
(写真は細井先生より)
「ミニ」試食会なので食べられる量はちょっとかもしれませんが、私もとても楽しみです。
夏休みは「休み」と言いつつ、なんだか忙しい日々ではありますが、福井県立大学小浜キャンパスへぜひお越し下さい。
今日はちょっと海にも出ましたが、大切な仕事としては3年生への研究室分属説明会がありました。なんとか希望者がいれば、私たちとしては嬉しいです。
説明資料は部屋の前にも置いていますし、下も参考にしてください。
福井県立大・兼田淳史 ← 卒論・修論紹介です。
興味がわきましたら、研究室見学(22-26日)に遠慮なくきてください。会議などで留守のときもありますので、前もって kanedaあっとまく.fpu.ac.jp にメールしてください。
4年生、院生ともども、お待ちしています。
お世話になった福井水試の調査船・福井丸です。学生とともに、1泊2日で乗船させて頂きました。
梅雨時期というのに、よい天気でした-
こちらは水質センサーを備えたCTD。この機器を海面から海底付近まで降ろし、水温や塩分などの鉛直構造を把握します。
今回の調査では、深いところ(水深200m以上です)の海底に長期にわたって係留した流速計などの観測機器を引き上げる作業に同行させて頂きました。
写真の船の先の方に、赤いブイがあるのがみえますか?
このブイとともに、観測機器が海面まで浮いてきたのです。すごいですよね。
福井丸は回収へ向かっているところ。それにしても、福井丸の皆さんの動きは機敏!
回収された機器です。
機器を回収するまで船内は緊迫した空気が漂いますが、回収後はホッとした空気に。
深い海に設置していたので、カキなどの生物は付着せず、測器はキレイなままです。
予定していた観測機器は、全て無事に回収されました。おかげさまで学生もよい経験ができました。福井丸の皆様、水試のSさん、ありがとうございました。データはがんばって分析します。
鷹巣沖(福井市)、丹生(美浜町、敦賀半島北西先端付近)のリアルタイムは、順調に稼働しています。
日々、かなりのアクセス数を頂いており、ありがとうございます。身が引きしまる思いです。
定置網関係者のみならず、近海で操業される漁業者の皆様や、釣りなどのレジャー関係の皆様にもご利用頂いているのだろうと推察しています。
研究室では広報活動まで手が届かないのですが(学生は授業や就活もがんばらんといけませんので)、口コミ効果?でしょうか、多くの方に使って頂き嬉しく思います。また、取り組みを広く、長期にわたって継続するには、「利用されている実態があること」が前提となりますので、ありがたい限りです。
新ユーザが多いので、鷹巣、丹生のリアルタイムブイに関連するコンテンツの説明致しますと、
鷹巣、丹生のリアルタイムデータは、
鷹巣、http://www.s.fpu.ac.jp/kaneda/wao_watch/buoy02/plot.html
丹生、http://www.s.fpu.ac.jp/kaneda/wao_watch/buoy01/plot.html
で公開していますが、このデータは1週間で消えてしまいます。
消えてしまった過去のデータは、以下のURLで参考にすることができます。
鷹巣過去データ、http://www.s.fpu.ac.jp/kaneda/wao_watch/buoy02/ptop.html
丹生過去データ、http://www.s.fpu.ac.jp/kaneda/wao_watch/buoy01/ptop.html
過去データの使い方(1週間より前のデータの再表示)ですが、
「年」と「月」を選んで頂き、「表示」ボタンを教えて頂ければ表示されます。
何も表示されなければ、ブイが「設置されていない」、または「欠測だった」ことを意味します。例年、5~10月の定置網操業時を中心に設置しています。
丹生の知見と経験を生かし、2018年8月から鷹巣にブイを設置しています。こちらは文部科省科学研究費と学内の研究費を軸に、始めたばかりです。
研究室としましては、ユーザの利用法など機会がありましたら教えて頂きたいと思っていますが、まずは日本海の厳しい条件のもと、なんとか安定運用できますよう地道に頑張ります。