活動の記録

福井県立大学海洋生物資源学部 海洋環境工学研究室 兼田研究グループ 

9月8日永平寺キャンパスにてシンポジウム/公開講座を開催します。

 このシンポジウムは水産学会開催時期にあわせて日本水産学会中部支部大会、水産海洋学日本海研究集会、福井県立大学公開講座として公開されます。水産学会、水産海洋学会の会員の皆様はもちろんのこと、一般の方々も事前登録無し、無料で参加できます。

是非、ご参加下さい。

 

以下に、プログラムの詳細を示していますが、pdfの方が読みやすいかも。ご利用しやすい方でスケジュールをご確認して頂けるとありがたいです。 

 <プログラムのpdfファイルは、こちらからダウンロードしてください。>

http://www.s.fpu.ac.jp/kaneda/20190908_program.pdf

  

<プログラム> 

人、環境にやさしい「海からの情報づくり」

~ICT、IoT技術と地域の水産業・海洋環境~

日  時:2019年9月8日(日) 13:30~17:30(受付12:00~)

場  所:福井県立大学永平寺キャンパス

共通講義棟 112教室(福井県永平寺町松岡兼定島)

コンビーナー:富永 修・兼田淳史・細井公富(福井県大 海洋生資)

 

挨  拶:     山下 洋(水産海洋学会会長)      13:30~13:35

      横山芳博(日本水産学会中部支部長)            

趣旨説明:     富永 修(福井県大 海洋生資)      13:35~13:40

 

話題提供

座長 細井公富(福井県大 海洋生資)

1.漁業者参加型海洋観測とそのデータ処理          13:40~14:05

滝川哲太郎(長崎大院水産・環境)・九州北部スマート漁業推進チーム

 

2.漁船観測データ同化による海況予報の精度向上  14:05~14:30

広瀬直毅(九大応力研)・九州北部スマート漁業推進チーム

 

3.漁場の見える化沿岸漁業者をサポート    14:30~14:55

伊藤毅史(佐賀県玄海水産振興センター)・九州北部スマート漁業推進チーム

 

4.福井沿岸域の定置網漁場におけるIoT活用     14:55~15:20

兼田淳史(福井県大 海洋生資)・桂田慶裕(福井水試(現:福井県庁))

 

―休 憩―

 

座長 兼田淳史(福井県大 海洋生資)

5.ロボセンを活用した養殖場の高密度・高頻度水質計測の取り組み   

15:30~15:55

二瓶泰範(大阪府大・海洋システム)・中田聡史(国環研)・原田浩太朗(石川県農林水産部)

 

6.養魚管理を目的とした養魚モニタリング手法の構築           15:55~16:20

米山和良(北大院水産科学)

 

7.IoT、AI技術を活用した自動給餌システムの開発    16:20~16:45

山中 実(福伸電機株式会社)

 

8.小浜サバ養殖事業におけるIoT活用           16:45~17:10

細井公富・富永修(福井県大 海洋生資)・横山拓也(田烏水産(株))・石黒智誠((株)KDDI

 

総合討論:

座長 富永 修・兼田淳史・細井公富(福井県大 海洋生資)     17:10~17:30

 

開催趣旨:情報通信技術が進歩を続ける現代.インターネット経由で「今の海の情報」を得られる時代を迎えつつあります.福井県沿岸を見ても,海の予報,鯖の養殖場の管理,漁場のモニタリングなど,次々と新たな技術の導入が進められています.このように,これまで蓄積されてきた科学情報に加えて,リアルタイムで収集される海洋情報を用いた高度な解析がAIにより可能になり,新しい水産業の展開が期待されます.本シンポジウムでは,水産業におけるICT,IoTの先進導入の実例とその将来について紹介し,参加者で次世代の水産海洋研究とその応用について議論したいと思います.

 

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いつもありがとうございます。

先日は小浜キャンパスで似たようなシンポジウムを開催しましたが、内容は異なっています。(前回は地域密着型のシンポジウムで「養殖さば」の試食を行いましたが、今回はありません。)

今回のシンポジウムでは、全国で行われている先端的な取り組みについて、福井県の取り組みについてご紹介します。どうぞ、よろしくお願いいたします。