活動の記録

福井県立大学海洋生物資源学部 海洋環境工学研究室 兼田研究グループ 

鷹巣、丹生のリアルタイム情報と過去の流れの閲覧方法について

鷹巣沖(福井市)、丹生(美浜町敦賀半島北西先端付近)のリアルタイムは、順調に稼働しています。

 

日々、かなりのアクセス数を頂いており、ありがとうございます。身が引きしまる思いです。

定置網関係者のみならず、近海で操業される漁業者の皆様や、釣りなどのレジャー関係の皆様にもご利用頂いているのだろうと推察しています。

 

研究室では広報活動まで手が届かないのですが(学生は授業や就活もがんばらんといけませんので)、口コミ効果?でしょうか、多くの方に使って頂き嬉しく思います。また、取り組みを広く、長期にわたって継続するには、「利用されている実態があること」が前提となりますので、ありがたい限りです。

 

新ユーザが多いので、鷹巣、丹生のリアルタイムブイに関連するコンテンツの説明致しますと、

鷹巣、丹生のリアルタイムデータは、

鷹巣http://www.s.fpu.ac.jp/kaneda/wao_watch/buoy02/plot.html

丹生、http://www.s.fpu.ac.jp/kaneda/wao_watch/buoy01/plot.html

で公開していますが、このデータは1週間で消えてしまいます。

 

消えてしまった過去のデータは、以下のURLで参考にすることができます。

鷹巣過去データ、http://www.s.fpu.ac.jp/kaneda/wao_watch/buoy02/ptop.html

丹生過去データ、http://www.s.fpu.ac.jp/kaneda/wao_watch/buoy01/ptop.html

 

過去データの使い方(1週間より前のデータの再表示)すが、

「年」と「月」を選んで頂き、「表示」ボタンを教えて頂ければ表示されます。

何も表示されなければ、ブイが「設置されていない」、または「欠測だった」ことを意味します。例年、5~10月の定置網操業時を中心に設置しています。

  • 丹生は2013年6月から実施しています。いまでこそIoT技術を用いたリアルタイム海洋観測ブイは広まりをみせつつありますが、福井県大の研究費をベースに試行錯誤しながら研究を進めてきました。開始当初は欠測が多かったのですが、最近は割と安定しています。

 丹生の知見と経験を生かし、2018年8月から鷹巣にブイを設置しています。こちらは文部科省科学研究費と学内の研究費を軸に、始めたばかりです。

  • 鷹巣は2018年8月に設置しましたので、過去データは2018年度と2019年度(今年度)のみです。2018年は8月から定置網が終了した12月上旬までの時系列を見ることが出来ます。無事に2019年度の8月以降まで稼働すると、今年のデータと昨年のデータが比較できることになります。

研究室としましては、ユーザの利用法など機会がありましたら教えて頂きたいと思っていますが、まずは日本海の厳しい条件のもと、なんとか安定運用できますよう地道に頑張ります。