活動の記録

福井県立大学海洋生物資源学部 海洋環境工学研究室 兼田研究グループ 

なれずし

「なれずし」講習会に参加しました。ちょっと更新が間に合わなくて3月5日に書きました。もちろん、といいますか、念のためお伝えしますと、私の専門ではありません。

食べ物、野菜作り、干物作り、ジョギングは単に好きなんです。特に勉強熱心とか、そういうのも違いますねえ。実は昨年に続き、2回目の参加でした。とってもおいしくて、「今年も参加しよう」と思ったのです。

 

田烏(たがらす、地名です)の佐助さんのなれずしは、とてもおいしくて広く知られています。「なれずし、佐助」などでググってみて下さい。たくさん記事が出てきます。食べたくなりますし、食べてみて下さい。講習会があれば、「行こうかな」って気持ちになります。

 

今回は海洋生物資源学科の食品をご専門の先生が中心となって、なれずしの講習会を学内行事として企画してくれたのです。佐助さんが「なれずし」の特徴や地域の風土との関連性などを説明してくださり、その後、実際に作ります。佐助さんのお話を聞いていると、素朴な方で、「なれずし」の素晴らしさを純粋に伝えたいと思っている方なのだな、ということがよくわかります。本当は、長い長い準備作業が必要なのですが、今回は特別にその一部を経験させてもらいました。

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作業の様子

 

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保存前のなれずし。

 

うちの研究グループとしては自由参加だったのですが、観測時のチームワークの賜か、くいしんぼうが集まったのか、結果としては全員参加。なにはともあれ、いいことですね!この「なれずし作り」が、今年度研究メンバーの最後の作業となりました。

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講習会後に撮影したので、ちょっと作業服にバラバラ感ありますが、記念撮影。いつもの海洋観測の様子とは全然ちがうので、お互いを見てるだけで新鮮な感じ。

 

「なれずし」の発酵と熟成を待ち、佐助さんが頃合いをみて引き渡して下さります。

メンバーへ→出来たら送ります。その頃、卒業生は新天地にいるのかもね!