オープンカレッジ
「海洋プラスチック汚染 ~マクロプラスチックからマイクロプラスチックまで~」
を開催いたしました。
たいへんの多くの方々にご参加頂きました。小浜市はもとより遠くは名古屋からお越し頂き、主催者でありながら本当に関心をお持ちの方々が多くいること実感いたしました。また、福井県立若狭高等学校だけでなく、近くの地域にお住まいの高校生からもご参加を頂きましたし、福井県立大学からは1年生から大学院生まで幅広く参加、さらに漁業者の方も含めた一般の方々もご参加頂きました。本当にありがとうございました。
オープンカレッジでは最初に、福井県立若狭高等学校海洋科学科、文理探求科の2年生、福井県立大学海洋生物資源学科の1年生が調査報告について発表しました。学生たちの写真の掲載は控えますが、みなさん堂々の発表でした。その内容は素晴らしく、自分たちで考えながら、一歩ずつ調査を進めていることが伝わってきました。
各グループの発表に対して九州大学応用力学研究所・教授の磯辺篤彦先生からコメントを頂き、オープンカレッジ後には学生たちから「とても励みになる」という声も聞こえてきまいた。
多くの人たちで埋まった会場。ありがとうございました!
高校生、大学生の発表に対して、丁寧にコメントする磯辺先生
学生発表の後は、磯辺先生のご講演でした。磯辺先生の話は迫力や熱意が込められていて、みなさん熱心に聞き入っている様子でした。
磯辺先生、ご講演の様子
質疑応答も、盛り上がる。参加者皆様のおかげで、よい議論ができたと思います。
日本の海岸や海だけでなく、世界のどこでも、南極海でさえ見つかるプラスチックゴミ。どこか知らないところで発生している問題ではなく、わたしたちが住む地球全体で発生している問題であることを改めて実感しました。このようにオープンカレッジがおおいに盛り上がりを見せましたのも、磯辺篤彦先生、若狭高校の学生・教員の皆様、参加者のご協力があったからです。最後に、重ねてお礼申し上げます。
運営をサポートしてくれた研究室の学生、ありがとう!おかげさまで、楽しい会を開催することができました。