活動の記録

福井県立大学海洋生物資源学部 海洋環境工学研究室 兼田研究グループ 

29日は、いよいよオープンカレッジです。最終のご案内です。

29日(土)が迫ってきました。オープンカレッジが迫ってきました。

お忙しいところ、申し込み頂いている皆様、ありがとうござます!

悩んでいる方、これから判明する予定次第の方々、是非ご参加ください。

 

オープンカレッジ 

海洋プラスチック汚染 ~マクロプラスチックからマイクロプラスチックまで~

当日は、主に以下の2つのトピックを予定しています。

九州大学 磯辺篤彦先生の講義

 先生たちの研究グループは、最近もプレスリリースしました。

南極海でのマイクロプラスチックの浮遊を査読付学術誌に報告した研究は、これが世界で初めてのものとなります。」(環境省のサイトより)

この話をされるかわかりませんが、最新の、最先端の情報に触れることができます。

 

高校性、大学生による小浜湾調査結果の速報

「小浜湾の状況は?」という素直で素朴な疑問に答えるため、学生たちが調査しています。若狭高校海洋科学科、文理探求科、福井県立大学の学生による小浜湾調査の速報をご覧ください。試行錯誤の真っ最中。頑張っています。

 

関係者一同、お待ちしています。

 

 

 

 

 

宇久定置へ

今日は宇久定置へ。

カナダにいる1名を除いき、3年生を含めたフルメンバーで行きました。

公用車も定員一杯で、船もにぎやか。

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海は珍しいぐらいおだやかでして、宇久定置が美しい。

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海面も景色が映りそうな日でした。

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みんなで掃除もして、機器を回収。いろいろと一安心した日でした。

 

いよいよ

10月29日の オープンカレッジ、

11月9日の  水産海洋学会 日本海地域研究集会

が近づいて来ました。参加検討中の皆さん、是非お越し下さい。

 

うちの学生の皆さんは、観測に続き、これらの両企画も頑張りどころです。このような企画の担当を、しかも連続して実施することは珍しいのですが、たのしく充実した集会になるように、引き続き協力をお願いしますね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

丹生定置へ

今日は丹生定置で機器の回収をしました。

最近では珍しいぐらいのよい天気。海はおだやか。

恵まれた条件でした。

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卒論データを記録した観測機器を無事に回収!

ホッとするひととき。

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写真部の学生が頑張って撮っていたたカモメ。

うまいんだか、とりあえず撮ったのだかよくわからないのですが、ご紹介。

若狭高浜和田定置へ

冬がくるので、波が高くなる前に次々と係留系の回収へ。

今日は若狭高浜和田の定置網へ行きました。

 

ここで最近、分属した新3年生の二人が無事にデビューしました。おめでとう。

美しい青葉山(若狭富士)も見ることもできたし。

いまは段取りがわからないでしょうが、だんだんと船上作業にも慣れてくるでしょう。

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係留系についてきたエビ。

 

その後、突然の試練。

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豪雨。驚いたなあ。

これも新3年生にはよい経験。前向きに。

大島定置へ行ってきました

大島定置に係留させて頂いていた水温計を回収しに行きました。

 

少し波があって、学生や私は水しぶきを浴びるので船の後ろの方へ座ったのですが(こういうことは、よくあるのです)、そのときに学生が操船している大島定置の大将の隣に座り、話をしていました。

ずいぶん学生を現場に連れて行っていますが、なかなか話ができる学生はいない。

で、記念写真を撮りました。

 

この学生、ずいぶん嬉しかったようです。

現場で最近の海の様子などを聞くのは大切なことなのです。現場でセンスを磨いて下さい。

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若狭高校の学生と福井県立大学1年生が小浜湾で調査

9月23日は1年生のフィールド演習の日でした。この演習では学生たちが主体となり、「調べたいこと設定して、調査計画を立案。調査の成果を発表する。」ということを行います。

 

担当した1年生7人は、海ゴミ、とりわけマイクロプラスチックに着目した調査を行うことを決めました。1年生は自分たちで出来ること、出来ないこともわからないなかで調査計画を立てたのですが(マイクロプラスチックの調査法については、わたしもわかりません。安全第一で、自分たちで思いつく内容でスタートしました。)、彼らはラッキーでした。調査について若狭高校へ相談したところ1年生の想像以上の展開となり、調査船「あおば」に乗船させて頂けることになり、サンプリングを行いました。

 

学生たちにとってサンプルを取得しただけでなく、多くのすばらしい経験を積んだはずです。若狭高校、あおばの皆様、ご協力ありがとうございました。

 

f:id:jakoten:20160926090727j:plain 若狭高校の調査船「あおば」です。

f:id:jakoten:20160926090752j:plain ネットを曳いている様子

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ネットを引き上げたときの様子。これはサンプルの一部の様子ですが、地道に内容物を分析していきます。

 

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参加した1年生たち。顔は判別できないようにしている写真ですが、こんな様子でした。

 

若狭高校のみなさんも海洋のマイクロプラスチックについて調査を始めています。これも、すばらしい取り組みですよ。

 

若狭高校・福井県大の調査結果は、オープンカレッジで発表します。

オープンカレッジでは、先駆的に海洋のマイクロプラスチック問題について研究をされている九州大・磯辺篤彦先生が小浜キャンパスにきて講義をしてくれます。また、せっかくの機会なので若狭高校・福井県立大学の学生の調査結果も紹介し、磯辺先生と一緒に議論できたらな、と考えています。調査結果の発表は学生がするかもしれないし、代わりに教員がするかもしれません。県大1年生は福井市在住ですし、高校の予定もありますので。

中高生・一般の方々が無料で参加できます。是非、お越し下さい。

詳しくは、こちらを参照 10月29日オープンカレッジ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

水産海洋学会 日本海地域研究集会(11月9日)へのお誘い

水産海洋学会 第6回 日本海研究集会

- 沿岸域の海況情報とその活用法 -

 主 催:一般社団法人水産海洋学

後 援:福井県立大学海洋生物資源学部

日 時:2016年11月9日(水)13:00~17:00

場 所:福井県立大学小浜キャンパス(小浜市学園町1-1)

コンビーナー:

 兼田淳史(福井県立大学

 渡邊達郎(国立研究開発法人 水産研究・教育機構日本海区水産研究所)

 広瀬直毅(九州大学応用力学研究所)

 鮎川航太(福井県水産試験場)

 

開催趣旨:沿岸域の観測技術や海の予報技術の発展は,新しい「海の情報」を生み出している.その「海の情報」は,スマートフォンや携帯電話などで閲覧可能なことから,港や漁場など多様な場所で利用されている.たとえば,日本海沿岸では急潮による漁業被害の防止・低減を目的とした観測体制が構築されるとともに,「急潮予測システム」(1週間先までの急潮発生を予測)の運用がすでに始まっている.また,日本海以外でも地域の問題解決を目的とした「海の情報」の新規開発・提供が推進されつつある.本集会では,それぞれの地域における新技術の適用事例や見えてきた課題,新たに挑戦している観測やモデル開発等について情報交換を行うとともに,これからの海況および海洋環境の情報提供とその有効利用について考える.

 

水産海洋学会のwebサイトよりプログラムなどの紹介はこちら。

プログラム、内容などの紹介pdfファイル

 

●参加は無料です。

●本学へのアクセスは、こちら参考にしてください。会場は交流センター1F多目的ホールです。キャンパスに来て頂ければ、案内板が出ていますので、交流センターはわかると思います。

交通アクセス Access|福井県立大学 (会場は小浜キャンパスです。福井キャンパスと間違えないようにご注意下さい。)

 

JRでお越しの皆様へ:本学小浜キャンパスはJR小浜駅から少し離れています。そのため小浜駅への電車の到着時間(12時前頃)にあわせて、マイクロバスの運行を予定しています。また、終了時にも会場から小浜駅とホテルのあるエリアへマイクロバスが送る予定です。以下、詳しい情報に更新 11月3日敦賀方面から小浜に到着する電車(11:46着)、舞鶴方面から小浜に到着する電車(11:49着)に合わせて、バスを出します(11:50過ぎに出発予定)。小浜駅の改札は1つしかありません。改札を出たところに案内係が立っており、バスへ案内します。バスはコンビニ経由で、会場となる福井県立大学小浜キャンパスへ向かいます。また、帰りは会場を17:15発として、市内のホテルと小浜駅を結ぶ経路で運行いたします。乗車人数を把握したいので、乗車希望者は兼田までメールでご連絡ください。いまのところバスの座席数に余裕はありますが、もしも定員を超えた場合、タクシーでの来場をお願いすることをご了承ください。

 

JRに乗り遅れた場合、駅前からタクシーを利用されることをおススメいたします。(駅から15分程度です)

 

お車でお越しの皆様へ: 小浜キャンパス駐車場をご利用ください。

 

学生の皆さんへ:少し専門的ですが、水産、海洋系の研究所、都道府県の水産課(公務員)を目指す学生、既に合格した学生で、開催時に時間をとれる人は聞いてみては?

 

参加される皆様へ

会場準備や送迎用バス運行のため人数を把握したいので、ご参加頂ける方は事前に連絡頂けると助かります。登録後に予定を変更されても構いません。参加状況を踏まえて、席は余裕をもって準備したいと思っています。

連絡先:e-mail:kanedaアットマークfpu.ac.jpです。マイクロバスご利用の方は、乗車希望とご記入ください。よろしくお願いします。